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ICP(Internet Contents Provider)について

中国ビジネス情報詳細

ICP(Internet Contents Provider)について

2016.08.15

  • ICPとは
  • 中国大陸にサーバを用意しWEBサイトを公開する場合、当局への登録が義務づけられており、その登録番号をICP番号と呼びます。企業・ブランドサイトなどは非経営性と呼ばれるライセンスになります。

    なお、ICP取得の条件として中国での法人登記が必要になため、中国法人の無い企業様はICPの取得ができません。

    香港など大陸外にサーバを設置する場合、ICPは不要となります。
    しかしながら、広告展開を考える場合、媒体側にICP情報を提示する必要が有る為、ICP無しでのサイト公開は特段の理由が無い限りおすすめ出来ません。


  • ICPの種類
  • ICPには経営性と非経営性の2種類が有ります。

    一般的サイトで取得しなければならないのは『非経営性』となり、これは必要書類を揃え申請すればほぼ取得できるものとなります。

    また、ECサイト(≠モール)の運営もこの『非経営性』で可能です。
    ※ただし実店舗が有る事が前提

    一方『経営性』は『ECモール』の運営や、『デジタルコンテンツ』の販売などを行う場合に必要になり、基本的に外資企業には実質開放されていません。


  • ICP登録申請に必要な書類
  • 1)営業許可証のカラーコピー
    2)法人代表人の身分証明書カラーコピー(外国人の場合パスポート)
    3)サイト運営管理者の身分証明書両面カラーコピー(必:中国人)
    4)ICP登録申請書
    5)信息安全管理協議書
    6)ドメイン証明書のカラーコピー


  • ICP登録の手順と期間
  • ICP登録はIDC経由での申請となります。そのため以下の手順での申請となります。

    1)IDC契約
    2)申請書類準備(1~2週間)
    3)IDCでのサイト運営管理者の写真撮影
    4)ICP登録申請(2~4週間)
    5)ICP番号通知

    登録準備からICP番号発行までにおおよそ46週程度必要とお考えください。

  • ICPの例
  •  
    恒川ICP  京東ICP


    『備』が非経営性を意味し、『证』が経営性を意味します。
    非経営性は当サイトで取得しているICP番号で、
    経営性はB2C ECモール2位の京東(jd.com)の物になります。

    中里