2016年の訪日中国人数 637万人

JNTOから発表されているデータをもとに、2014年から2016年までのデータを年ごとに重ねたグラフです。

対前年比 127.6%

2015年の訪日中国人数:4,993,946人
2016年の訪日中国人数:6,373,800人

ざっと140万人近くが増えた事になります。

訪日外客数全体で見ると、
2015年の訪日外客数:19,737,409
2016年の訪日外客数:24,039,000
対前年比121.8%となっており、中国人が訪日客数を牽引しました。
※韓国も100万人ほど増えています。

2017年訪日中国人数大胆予測

2003年からのデータで見る限り、12月と翌年1月を比較して、1月が下回ったことが有りません。
そこから、2017年1月の予想データは12月実績+αだろうと思われます。
ちなみに、12月の対前年比は123.2%。7～12月の平均では117.3%です。
控えめに7～12月の平均117.3%を取ると501,457人となります。
更に控えめにして、50万人と仮定します。
次に直近3年間のデータで、年間訪日客数の内1月が占める割合を出すと、
6.15%になります。
これらの数字を当てはめると、出て来たのが『813万人』

為替の問題や政治の問題など、色々な要因が有ると思いますが、
中国の旧正月直前予想(旧正月前に書いています)としては813万人とさせて頂きます。

沖縄県の数字

各都道府県レベルでも数字を毎月出して頂けると傾向を分析できると思うのですが、積極的に情報開示している自治体は多く有りません。
※人手の問題やら色々有るんだろうなとは思いますが・・・

一応47都道府県の公式サイトでデータを探してみたのですが、最も積極的なのは沖縄県です。毎月きちんきちんとデータを開示しています。

沖縄県の2016年の中国人訪問者数は44.9万人と、対前年比151%となっています。全国比より随分大きな増加傾向です。
人数ベースで見た場合、中国人(大陸人)が上記の通り44.9万人に対し、台湾客が60.7万人と国・地域別では最大となります。
距離的な問題も大きいのでしょう。

中里