恒川システム(上海)株式会社 Kousen System & Software(shanghai)Co.,Ltd.恒川システム(上海)株式会社 Kousen System & Software(shanghai)Co.,Ltd.

中国ECの状況

中国ビジネス情報詳細

中国ECの状況

2016.08.29

  • 2013年~2015年のB2C ECの市場規模推移
  • 易観智庫のデータによれば以下のグラフのように推移しています。

    EC市場規模推移

    Q4には『双11』『双12』と呼ばれるECの特別セールが一斉に行われるため、どの年もQ4がピークになります。
    経済産業省のデータによれば、2014年の日本のB2C EC市場規模は約12.8兆円。
    2014年の時点で日本のおよそ2倍の規模になります。

  • EC化率推移
  • 易観智庫のデータによれば以下のグラフのように推移しています。

    中国EC化率推移

    EC利用が急激に増えており、EC化率は2008年比で12倍となっています。
    日本でもEC利用は日常の事ですが、eMarketerのデータから2015年の各国のEC化率を比べると、
    1位:UK(15.6%)、2位:中国(12.0%)、3位:フィンランド(10.4%)、8位:US(7.1%)、10位:日本(5.4%)
    となっています。

  • EC利用が進む理由
  •  ・国土が広く(日本の約25倍)、都市間格差も未だ大きい
     ・地方都市などでは店舗網が発達しておらず、配貨が難しい
     ・沿岸部大都市ではメーカーが負担する販売コストが非常に高い
     ・インターネットの普及により、情報は瞬時に広がる
     ・共働き世帯が多い
     ・宅配品質が大幅に向上してきた

     などの理由から、
     ・利用者側は近所では売っていないからECを利用する
     ・メーカー側はコスト圧縮できるからECを推進する
     EC利用を推進するスパイラルが発生していると思われます。

    中里